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まどマギの劇場版映画は2026年8月時点で全4作。前後編はTVアニメの再編集、後半2作が物語の続編です。
初めて見る方は「TVアニメ全12話→[新編]叛逆の物語→〈ワルプルギスの廻天〉」と進めば、ストーリーのつながりを理解しやすいでしょう。
まどマギ映画は全部で何本?劇場版4作品を一覧で整理
『魔法少女まどか☆マギカ』の本編につながる劇場版映画は、2026年8月時点で4作品あります。
ただし、4本すべてが別々の新作ストーリーではありません。2012年公開の[前編]と[後編]はTVアニメ全12話の再編集版で、2013年の[新編]以降が新しい物語です。公式ポータルでも、前後編は「TVシリーズ全12話を再編集した劇場版」、[新編]は「完全新作」と整理されています。
| 順番 | 作品名 | 初公開日 | TVアニメとの関係 |
| 1 | 劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[前編]始まりの物語 | 2012年 10月6日 | TVアニメ全12話の前半を中心に再編集 |
| 2 | 劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[後編]永遠の物語 | 2012年 10月13日 | TVアニメ全12話の後半を中心に再編集 |
| 3 | 劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語 | 2013年 10月26日 | TVアニメのその後を描く完全新作 |
| 4 | 劇場版 魔法少女まどか☆マギカ〈ワルプルギスの廻天〉 | 2026年 8月28日 | [新編]叛逆の物語の正統な続編 |
[前編]始まりの物語と[後編]永遠の物語の公開日は、それぞれ2012年10月6日と10月13日。[新編]叛逆の物語は2013年10月26日に公開されています。
そして最新作〈ワルプルギスの廻天〉は、2026年8月28日に公開されました。公式サイトでも「叛逆の物語」の正統な続編と明記されています。
ここで最初に覚えておきたいのは、「映画4本=完全新作が4本」ではないということです。
まどマギ映画は、次のように分けると一気に理解しやすくなります。
- [前編]始まりの物語:TVアニメの再編集
- [後編]永遠の物語:TVアニメの再編集
- [新編]叛逆の物語:TVアニメ後の完全新作
- 〈ワルプルギスの廻天〉:叛逆の物語の続編
つまり、ストーリーの大きな流れだけを見るなら、「TVアニメ→叛逆の物語→ワルプルギスの廻天」です。
一方、TVアニメを見ずに映画だけで追うなら、「前編→後編→叛逆→ワルプルギスの廻天」と公開順に見れば問題ありません。
この二つのルートを区別できれば、「アニメも映画前後編も全部見なければいけないの?」という疑問も解消できます。
まどマギのアニメと映画の違いは?前編・後編は総集編
TVアニメ『魔法少女まどか☆マギカ』は、2011年1月から放送された全12話の作品です。公式ポータルでも全12話と案内されています。
見滝原市に暮らす鹿目まどかが、暁美ほむら、巴マミ、美樹さやか、佐倉杏子、そして謎の生物キュゥべえと関わり、魔法少女という存在の真実を知っていく物語です。
キュゥべえは少女の願いをかなえる代わりに、魔法少女として戦う契約を持ちかけます。
しかし物語が進むにつれ、「願いをかなえる」という一見魅力的な仕組みの裏側に、魔法少女たちが背負わされる大きな代償があることが明らかになっていきます。
そして、このTVシリーズ全12話を映画向けに再編集した作品が、
- [前編]始まりの物語
- [後編]永遠の物語
の2本です。
公式ポータルでは、単純に映像をつないだだけではなく、作画や演出などにもアップデートが加えられていると説明されています。
そのため、TVアニメをすでに見た方が劇場版前後編を見ても、まったく同じ映像をそのまま繰り返すだけというわけではありません。
ただし、物語の土台そのものは共通しています。
この違いを私は「小説の完全な続編」ではなく、「同じ物語を映画向けに編集し直した別バージョン」と考えると理解しやすいと思います。
映画前後編を見たあと、さらにTVアニメ全12話を必ず見なければ[新編]へ進めないわけではありません。
反対に、TVアニメ全12話をすでに見て内容を理解しているなら、前編・後編を飛ばして[新編]叛逆の物語へ進むこともできます。

初見の方には、私はTVアニメ全12話から見る方法をおすすめします。
理由は、まどマギという作品では「何が起きたか」だけでなく、登場人物がなぜその選択をしたのかが後の映画にも強く影響するからです。
特に暁美ほむらの行動を理解するには、鹿目まどかとの関係や、TVアニメ終盤で明らかになる彼女の過去を丁寧に追ったほうが入り込みやすいでしょう。
一方、「昔TVアニメを見たけれど細部を忘れてしまった」という方には、劇場版前後編で復習してから[新編]へ進む方法が効率的です。
なお、2025年10月12日からは『「魔法少女まどか☆マギカ 始まりの物語/永遠の物語」TV Edition』がMBS・TBS系全国28局ネットで放送されました。
名称だけを見ると新しいアニメシリーズのようにも感じますが、「始まりの物語/永遠の物語」という既存劇場版を基にしたTV Editionであり、劇場版が5作品に増えたという意味ではありません。
2026年現在の情報を調べる際は、「2011年のTVアニメ」「2012年の劇場版前後編」「2025年のTV Edition」を混同しないことも大切です。
[新編]叛逆の物語は何の続き?ここから映画オリジナルの物語
[新編]叛逆の物語は、2013年10月26日に公開された完全新作の劇場版です。公式サイトでも公開当日に「完全新作」と案内されていました。
ここから先は、TVアニメ終盤および[新編]の重要な設定に触れます。
TVアニメ最終盤で鹿目まどかは、魔法少女たちが魔女へ変わってしまう運命そのものを変えるため、大きな願いを選びます。
その結果、まどかは普通の少女として世界に存在する形から離れ、「円環の理」と呼ばれる超常的な存在となりました。
まどかによって世界の仕組みが書き換えられたあと、魔女に代わる存在として魔獣が現れ、暁美ほむらたちは戦いを続けます。最新作公式サイトでも、〈ワルプルギスの廻天〉の前提としてこの流れが整理されています。
ところが[新編]叛逆の物語では、存在しないはずのまどかが再びほむらたちと生活している、不思議な見滝原が描かれます。
巴マミ、美樹さやか、佐倉杏子たちもそろい、少女たちは「ナイトメア」と呼ばれる存在と戦っています。
一見すると平和にも見えますが、ほむらは少しずつ世界の違和感に気づいていきます。
やがて、その空間が魔女へ変わりつつあるほむら自身と深く関係していること、そしてキュゥべえ側にも「円環の理」へ干渉しようとする狙いがあったことが明らかになります。
公式の最新作ストーリーでも、ほむらが作った偽りの空間と、キュゥべえの企みが〈ワルプルギスの廻天〉へ至る前史として説明されています。
そして[新編]の最後に、物語はもう一度大きく変化します。
ほむらは、円環の理として存在するまどかをそのまま受け入れるのではなく、自ら世界を作り替える選択をします。
その結果、ほむらは自分自身を「悪魔」と位置づける存在となり、新たな世界が作られました。
ここが〈ワルプルギスの廻天〉へ直接つながる最大のポイントです。
TVアニメでは「まどかが世界の法則を書き換えた」。
[新編]では「ほむらが再び世界を書き換えた」。
私は、この二段階の変化を理解しておくことが、まどマギ映画を整理する一番の近道だと考えています。
表面的には魔法少女の戦いを描いていても、物語の中心にあるのは「誰のために世界を変えるのか」という価値観の違いです。
まどかは多くの魔法少女を救う選択をしました。
ほむらは、まどかという一人の少女を失わないために別の選択をしました。
同じ「救いたい」という感情から出発していても、たどり着いた答えは異なります。
このズレを残したまま[新編]が終わったため、次の映画がどのように決着をつけるのかが長年注目されてきました。
ワルプルギスの廻天はいつ公開?叛逆の物語の正統続編
『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ〈ワルプルギスの廻天〉』は、2026年8月28日に公開された[新編]叛逆の物語の正統な続編です。
新作映画の制作が最初に発表されたのは、2021年4月25日でした。
この時点ですでに、2013年公開の[新編]叛逆の物語の「正統なる続編」であることが明らかにされていました。
その後、公開時期は何度か変更されています。
2023年9月には「2024年冬公開」と発表されましたが、2024年8月に制作上の都合で「2025年冬」へ延期されました。
2025年7月には「2026年2月公開」と発表されたものの、2026年1月23日に再び延期が告知されます。
そして2026年2月27日、最終的に2026年8月28日公開と正式発表されました。
2013年の[新編]公開から数えると、実に約13年を経て本編の続きが劇場へ登場したことになります。
長い期間が空いたため、「ワルプルギスの廻天だけ見ても大丈夫?」と考える方もいるかもしれません。
しかし、物語の前提を考えると、少なくとも[新編]叛逆の物語は先に見ておいたほうが理解しやすいでしょう。
公式ストーリーでは、〈ワルプルギスの廻天〉の世界について、ほむらが悪魔として君臨する中、見滝原の少女たちの間で「トカゲさん電話」という噂が広まっていることが明かされています。
さらに、「ソウルジェムを持たない少女」が魔獣狩りを行うという異常事態も発生します。
これまでのシリーズでは、ソウルジェムは魔法少女の存在と切り離せない重要な要素でした。
そのため、「ソウルジェムを持たないのに魔獣を狩る少女」が現れるという設定そのものが、従来のルールから外れた出来事だと分かります。
さらに公式ストーリーには、ワルプルギスの夜や「円環の理を求める魔法少女」も登場し、少女たちが暁美ほむらへ対立する構図が示されています。
最新作では、従来の主要キャストも続投しています。
鹿目まどか役の悠木碧さん、暁美ほむら役の斎藤千和さん、巴マミ役の水橋かおりさん、美樹さやか役の喜多村英梨さん、佐倉杏子役の野中藍さん、百江なぎさ役の阿澄佳奈さん、キュゥべえ役の加藤英美里さんは、制作発表時から主要キャストとして案内されていました。
さらに公式キャラクターページでは、紫丁香を若山詩音さん、セルマ・テレーゼを黒沢ともよさんが演じることも確認できます。

ここで注目したいのは、作品タイトルに再び「ワルプルギス」が使われたことです。
ワルプルギスの夜はTVアニメの時点から、暁美ほむらの運命と深く結びついていました。
ほむらはまどかを救うために時間を繰り返してきましたが、そのたびにワルプルギスの夜という巨大な壁に直面します。
つまり〈ワルプルギスの廻天〉は、単に[新編]の後日談というだけでなく、TVアニメ時代から続くほむらの物語を再び根本へつなげるタイトルとも読み取れます。
ここは私見ですが、「廻天」という言葉も含めて、世界を何度も作り替えてきたシリーズらしい題名だと感じます。
ただし、題名から物語の結末まで断定することはできません。
公式に確認できる事実と、作品タイトルから読み取れる解釈は分けて考えることが大切です。
まどマギ映画を見る順番は?初見・復習別におすすめを整理
初めて『魔法少女まどか☆マギカ』を見るなら、私はTVアニメ全12話→[新編]叛逆の物語→〈ワルプルギスの廻天〉の順番をおすすめします。
公開された物語の関係を最もシンプルに追えるからです。
目的別に整理すると、次のようになります。
- 初めてで、物語をじっくり理解したい人
TVアニメ全12話→[新編]叛逆の物語→〈ワルプルギスの廻天〉
- 映画だけで本編を追いたい人
[前編]始まりの物語→[後編]永遠の物語→[新編]叛逆の物語→〈ワルプルギスの廻天〉
- TVアニメをすでに見て内容を覚えている人
[新編]叛逆の物語→〈ワルプルギスの廻天〉
- 昔見たものの内容をかなり忘れている人
[前編]始まりの物語→[後編]永遠の物語→[新編]叛逆の物語→〈ワルプルギスの廻天〉
「前編と後編を見たあと、TVアニメ全12話も挟まないといけない」と考える必要はありません。
前後編そのものがTVシリーズ全12話を再編集した映画だからです。
また、『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』という別シリーズもあります。
公式ポータルでも『マギアレコード』は「外伝/スピンオフ」として本編とは別枠で整理されています。
鹿目まどかたち本編キャラクターも関わりますが、劇場版4作品のストーリーを理解するために途中へ挟む必須作品ではありません。
作品数が増えて複雑に見える場合は、私はまどマギ本編を次の3層で考えています。
第1層:TVアニメ全12話
鹿目まどかと暁美ほむらを中心に、魔法少女の仕組みと世界の根本が描かれる物語です。
第2層:[前編]始まりの物語・[後編]永遠の物語
第1層のTVアニメを映画用に再編集した作品です。
第3層:[新編]叛逆の物語・〈ワルプルギスの廻天〉
TVアニメで作り替えられた世界の「その後」を描く続編です。
この3層で整理すると、「アニメ」「劇場版前後編」「新編」「最新映画」が別々に存在しているように見えても、ストーリーの道筋はそれほど複雑ではありません。
まどマギ映画の魅力を考察|世界を書き換えるたびに新しい問題が生まれる
ここからは、作品の設定を踏まえた私個人の考察です。
まどマギシリーズが長く語られている理由の一つは、単純に「強い敵を倒して終わる」という物語ではなく、一度正解に見えた選択が、次の作品では別の角度から問い直される構造にあると感じます。
TVアニメの最後で、鹿目まどかは魔法少女たちを悲しい運命から救うため、自分自身が普通の少女として存在し続ける未来を手放しました。
まどかの視点では、自分一人ではなく、多くの魔法少女を救うための選択です。
ところが[新編]叛逆の物語では、その結果を暁美ほむらが受け入れません。
世界全体が救われたとしても、「鹿目まどかという一人の少女が家族や友人と普通に生きられないなら、それは本当にまどか自身の幸せなのか」という別の問題が浮かび上がります。
まどかは、多くの人を救うために自分を差し出しました。
ほむらは、まどか一人を取り戻すために世界へ干渉しました。
どちらも出発点には誰かを大切に思う気持ちがあります。
それでも答えが正反対になってしまうところに、この作品の難しさと面白さがあります。
私はシステムエンジニアとして日々システムに触れていますが、まどマギの世界観には少し似た感覚を覚えます。
一つの問題を解決するためにシステムのルールを変更すると、その変更が別の部分へ影響し、新たな問題が見えてくることがあります。
まどかは「魔法少女が魔女になる」という根本的な問題を解決するために世界の法則を変えました。
しかし、その世界ではまどか本人が人々の記憶から離れるという代償が生まれます。
今度はほむらがその結果を変えるため、再び世界へ手を加えました。
すると〈ワルプルギスの廻天〉では、ソウルジェムを持たない少女による魔獣狩りなど、これまでとは異なる現象が現れています。公式ストーリーでも、新しい世界で異常事態が起きていることが示されています。
もちろん、物語と実際のシステム開発は同じではありません。
それでも「ルールを書き換えればすべて解決するとは限らない」という構造で見ると、まどかとほむらが繰り返してきた選択がより立体的に見えてきます。
まどマギは「願いをかなえる物語」であると同時に、願いをかなえたあと、その選択によって生まれた世界とどう向き合うのかを描く物語なのではないでしょうか。
〈ワルプルギスの廻天〉が[新編]の正統続編として位置づけられたことで、2011年から続いてきた「願い」「救い」「代償」というテーマが、さらに先へ進んだことになります。
まとめ|まどマギ映画は「総集編2作+続編2作」で覚えると分かりやすい
まどマギの本編につながる劇場版映画は、2026年8月時点で全4作品です。
[前編]始まりの物語と[後編]永遠の物語は、2011年に放送されたTVアニメ全12話を再編集した作品です。
そこから物語の続きを描く完全新作が、2013年公開の[新編]叛逆の物語。
さらに[新編]の正統な続編として、2026年8月28日に〈ワルプルギスの廻天〉が公開されました。
初見なら、TVアニメ全12話→叛逆の物語→ワルプルギスの廻天の順番が分かりやすいでしょう。
映画だけで追うなら、始まりの物語→永遠の物語→叛逆の物語→ワルプルギスの廻天の順番で見ることができます。
一見すると作品数が多く複雑に感じますが、「TVアニメ」「その再編集版」「その後の続編」と分ければ関係はシンプルです。
特に最新作を見る前は、暁美ほむらがなぜ世界を作り替え、「悪魔」と呼ばれる立場になったのかを理解しておくことが重要です。
よくある質問
まどマギの映画は全部で何本ありますか?
2026年8月時点で、本編につながる劇場版『魔法少女まどか☆マギカ』は4作品です。
[前編]始まりの物語、[後編]永遠の物語、[新編]叛逆の物語、〈ワルプルギスの廻天〉があります。前後編はTVシリーズ全12話の再編集です。
まどマギはアニメと映画のどちらから見るべきですか?
初めて見るなら、TVアニメ全12話から始めるとキャラクターの感情や設定を丁寧に理解できます。
短い流れで映画中心に追いたい場合は、[前編]始まりの物語と[後編]永遠の物語から始めても本編の流れを追えます。
ワルプルギスの廻天を見る前に叛逆の物語は必要ですか?
物語を理解するなら、先に[新編]叛逆の物語を見ることをおすすめします。
〈ワルプルギスの廻天〉は公式に[新編]の「正統なる続編」と位置づけられており、ほむらが世界を作り替えた後の状況が物語の前提になっています。
執筆:matsu(現役システムエンジニア兼IT解説ブロガー)


