2026年9月7日の「hololive Next」では、10周年へ向けた新ロゴ、ブランド統合、ビジュアルアップデート、新配信アプリ、TVアニメ、新ユニットまで一挙に発表されました。
単なる周年記念ではなく、「これからのホロライブをどう変えていくのか」まで示した大規模なリニューアル発表です。この記事では、それぞれ何が変わるのか、現時点で分かっている情報をまとめます。
hololive Nextで何が発表された?10周年へ向けた内容を一覧で整理

2026年9月7日に配信された「hololive Next 2026.9.7」では、翌2027年の10周年へ向けて、ホロライブプロダクションの今後に関わる複数の新情報が発表されました。
番組には、ときのそら、こぼ・かなえる、一伊那尓栖、そしてカバー株式会社代表取締役社長の谷郷元昭氏が出演。
発表された内容は、大きく整理すると次の通りです。
| 発表 | 主な内容 |
|---|---|
| 10周年カウントダウン | 10周年へ向けた約1年間の展開がスタート |
| 新ロゴ | 「hololive」のロゴをリニューアル |
| ブランド統合 | EN・ID・DEV_ISなどをひとつの「hololive」へ |
| ビジュアルアップデート | タレントの衣装・髪型・Live2D・3Dなどを順次更新 |
| hololive raku | 自宅配信の映像表現や参加型機能を進化 |
| おでホロ | ホロライブプロダクション初のTVアニメプロジェクト |
| アソビ★まわり隊! | 約2年ぶりとなる新ユニットを発表 |
特に印象的だったのは、これらが個別の新サービスとして発表されたのではなく、ホロライブ10周年、そしてその先を見据えた一つの大きな変化として語られたことです。
実際、新ロゴは9月7日からオンラインを皮切りに順次切り替えられ、ブランド統合やビジュアルアップデート、新配信アプリ「hololive raku」も段階的に進められます。
今回の公式配信はこちらです。
hololive Next 2026.9.7|ホロライブ10周年へのカウントダウンが始まります
ホロライブプロダクションの最新情報は公式サイトでも確認できます。
「ノンストップ!?10周年」へ、1年がかりのカウントダウンが開始
今回の「hololive Next」を理解するうえで、まず押さえておきたいのが10周年へのカウントダウンです。
ホロライブプロダクションは2026年9月7日に9周年を迎えました。
そして、2027年の10周年へ向けて、約1年間にわたるロングカウントダウンが始まります。
特設サイトも開設され、10周年までさまざまな企画や情報を展開していく形です。
つまり、「10周年の日に何か大型発表をする」というだけではありません。
9周年から10周年までの1年間そのものを、大きな周年プロジェクトとして展開すると考えると分かりやすいでしょう。
そして、その最初のタイミングで発表されたのが今回のプロダクションリニューアルです。
ホロライブ側は、これまで「タレント一人ひとりの個性と才能が輝く場所」として成長してきた一方、これからは、
「つくろう。世界が愛するカルチャーを。」
という方向性をより本格的に実現していく考えを示しました。
日本国内での知名度をさらに高めるだけでなく、北米、東アジア、東南アジアなどを中心に海外での活動も強化していく方針です。
ここから今回の各発表を見ると、新ロゴやブランド統合が単なるデザイン変更ではないことが見えてきます。
ホロライブの新ロゴは何が変わった?青い三角形にも意味がある
10周年を前に、「hololive」のロゴそのものも生まれ変わります。
新しいロゴでは、これまでホロライブを象徴してきた「青」と「三角形」のイメージを残しつつ、よりシンプルで広く展開しやすいデザインへ更新されています。
この三角形は、ホログラムと映像の再生ボタンを組み合わせたモチーフとして説明されています。
つまり、長年使ってきたホロライブらしさを完全に捨てるのではなく、そのルーツを残したまま新しい形へ進化したわけです。
発表では、新しいロゴにタレントの活動がさまざまな方向へ広がっていく様子や、ホロライブが「世界が愛するカルチャー」になっていくという意思も込められていることが説明されました。
筆者としては、この新ロゴは今回発表された施策全体を象徴しているように感じます。
今後はYouTube配信だけではなく、ライブ、アニメ、ゲーム、グッズ、イベント、海外展開など、「hololive」という名前を見る場所そのものがさらに増えていくことになるからです。
新ロゴは2026年9月7日から公式サイトなどオンラインで使われ始め、ショップ、ライブ・イベント、グッズなども順次切り替えられる予定です。
ホロライブ統合でEN・ID・DEV_ISはどうなる?
今回、特に「どういう意味?」と感じた人が多そうなのがブランド統合です。
これまで女性VTuber側では、
ホロライブ、ホロライブインドネシア、ホロライブEnglish、hololive DEV_ISなど、地域や活動コンセプトによって複数のブランドが存在していました。
今回のリニューアルでは、これらをひとつの「hololive」として展開していく方針が示されています。
ただし、ここは誤解しないよう注意が必要です。
ブランド統合=ENやIDのタレントがいなくなる、という意味ではありません。
既存の公式YouTubeやXアカウントも維持され、今後は「所属ブランド別」というより、日本語・英語・インドネシア語など、それぞれの言語で情報を届けるアカウントとして活用する方向になります。
これはかなり面白い変化です。
これまでは「日本語が分かる人向け」「英語圏向け」「インドネシア向け」という区分が、所属タレントの区分とも強く結び付いていました。
今後は、
所属する場所で分けるのではなく、hololive全体を各言語で届ける。
という考え方へ近づいていくことになります。
DEV_ISの名称が今後どのように使われるのか、ReGLOSSやFLOW GLOWの表記がどうなるのかなど、細かな部分はまだ分かっていません。
この点は別記事で詳しく整理しました。
ホロライブ統合でEN・ID・DEV_ISはどうなる?ブランド統合で何が変わるか解説
ビジュアルアップデートとは?ときのそらから順次スタート
ブランドだけでなく、所属タレントの見た目も長期的にアップデートしていきます。
今回発表された「ビジュアルアップデート」は、単なる新衣装追加とは少し違います。
大きな方向性として示されたのは、
魅力をさらに引き出すこと、衣装やモチーフを磨き直すこと、場合によっては大きく印象を変えることです。
具体的には、
通常衣装のデザイン。
髪型やメイク。
Live2Dや3Dモデルでの見え方。
こうした部分が対象になります。
なぜ今変更するのか。
理由の一つは、ホロライブ所属タレントの活動範囲が、配信だけでなくライブ、グッズ、ゲーム、映像、海外イベントなどへ大きく広がっていることです。
もう一つはLive2Dや3Dなどの表現技術が進化していること。
さらに、何年間も活動を続ける中で、タレント本人が見せたい姿や活動方針も変化しているためです。
全員を同じデザインへ一斉変更するわけではありません。
対象者は総合的に判断し、一人ひとりに合わせた内容を検討。数年かけて順番に進める方針です。
その第一号となったのが、ホロライブの始まりから活動してきたときのそらでした。
ビジュアルアップデートについては、以下の記事で対象者や変更点をさらに詳しく解説しています。
ホロライブ「ビジュアルアップデート」とは?何が変わる?対象者や実施時期を解説
hololive rakuとは?普段の「おうち配信」が大きく変わる

今回の発表で、ITや配信技術の観点から筆者が特に興味深いと感じたのが、新配信アプリ「hololive raku」です。
テーマは、
「いつものおうち配信が、もっときれいに、もっと楽しくなる。」
これまでホロライブでは、生誕祭や記念ライブなどでリアルな光、質感、3Dステージ、自由なカメラワークなど、高度な映像表現が使われてきました。
hololive rakuでは、そうした技術を普段の自宅配信へ持ち込むことを目指しています。
スタジオ配信や「ホロアース」向けに作られた高品質なステージやアイテムについても、自宅配信で利用できるようになるとされています。
さらに面白いのが、映像がきれいになるだけではない点です。
キーボード、マウス、ゲームパッドなどの操作とキャラクターの動きを連動させたり、YouTubeチャットと連動したミニゲームやアンケートなど、視聴者が一緒に参加できる配信も想定されています。
2026年9月下旬から導入予定で、ときのそらは開発初期からタレント側として参加し、視点変更やエフェクトなどについて要望を出してきたことも明らかになっています。
筆者は現役システムエンジニアという立場でも、この施策はかなり気になります。
特別なスタジオだけで使える高性能な技術を、日常的な配信環境へ落とし込めれば、「大型ライブ」と「普段の配信」の映像表現の差を縮めることができるからです。
機能や一般ユーザーが利用できるのかといった疑問は、こちらの記事で詳しくまとめています。
hololive rakuとは?いつから使われる?ホロライブ新配信アプリの機能を解説
ホロライブ初のTVアニメ「おでホロ」が始動
さらに大きなサプライズとなったのが、ホロライブプロダクション初となるTVアニメプロジェクトです。
正式タイトルは「おでホロ」。
公式Xも開設され、アニメーション制作はSTUDIO KAI(スタジオKAI)が担当します。
スタジオKAIは、これまでもホロライブ関連のアニメーションMVなどを手掛けてきた制作会社です。
ただし、現時点ではストーリー、放送開始日、登場タレントなど、作品の具体的な内容はまだほとんど明らかになっていません。
その答えが見えてくるのが、2026年9月23日20:00〜21:00に予定されている情報解禁特番です。
この番組では、アニメビジュアルを含めた「おでホロの正体」が一挙公開される予定。
出演者は桃鈴ねね、尾丸ポルカ、雪花ラミィ、獅白ぼたん。MCは白上フブキと大神ミオです。
「おでホロ」が何の略なのかについても、現時点では明らかになっていません。
TVアニメの詳細と9月23日の特番については、こちらでまとめています。
【速報】ホロライブ初のTVアニメプロジェクト始動!「おでホロ」公式Xも開設
約2年ぶりの新ユニット「アソビ★まわり隊!」も発表
そして「hololive Next」の最後には、もう一つ新しい名前が登場しました。
「アソビ★まわり隊!」です。
ホロライブから登場する約2年ぶりの新ユニットで、発表直後から公式XとYouTubeチャンネルも動き始めています。
現時点ではメンバーの名前や人数、ビジュアルなどはまだ明らかになっていません。
一方、公式からは新規タレントが参加すること、2026年9月中に続報を発表することが案内されています。
名前の印象も、ReGLOSSやFLOW GLOWとはかなり違います。
「ようこそウチらのアソビ場へ!」という方向性から、どのようなメンバーが登場するのかが気になるところです。
新ユニットのメンバーや現時点で分かっていることはこちらの記事にまとめました。
ホロライブ「アソビ★まわり隊!」とは?メンバーは誰?新ユニットの最新情報まとめ
hololive Nextの本当のポイントは「ロゴ変更」ではない
ここからは筆者としての考察です。
今回の発表を一つずつ見ると、
「ロゴが変わった」
「新しいアプリが出た」
「アニメ化が決まった」
「新人が来る」
という個別のニュースに見えます。
しかし、全部を並べてみると狙いはもっと大きいと感じます。
ホロライブというIPそのものを、10周年以降も続く形へ組み直そうとしている。
今回の「hololive Next」は、その方針を初めてまとめて見せた発表だったのではないでしょうか。
ブランド統合では、国や言語による境界を小さくする。
ビジュアルアップデートでは、昔から活動するタレントを現在の技術や本人の現在地へ合わせる。
hololive rakuでは、日常の配信そのものを技術面から進化させる。
TVアニメでは、普段VTuberを見ない人にも届く新しい入口を作る。
そして「アソビ★まわり隊!」では、新しい世代のタレントを迎える。
すべてが「次のホロライブをどう作るか」につながっています。
特に私は、「新しいものだけを増やしていない」ことが重要だと感じました。
10周年に向けて新タレントやアニメを始めるだけなら、それほど珍しくありません。
しかし今回は、既存タレントのビジュアル、配信環境、ブランド構造まで同時に見直しています。
新しいファンを増やしながら、長く活動してきたタレントも最新の環境で活動し続けられるようにする。
「10周年を祝う」のではなく、「10周年の先でも続けられるホロライブを作る」ことが、今回のリニューアルの中心にあるように見えます。
hololive Next関連記事|各発表を詳しく確認したい方はこちら
今回の「hololive Next」は発表内容が非常に多いため、それぞれ個別の記事でも詳しく整理しています。
新ユニットについて知りたい方
ホロライブ「アソビ★まわり隊!」とは?メンバーは誰?新ユニットの最新情報まとめ
新配信アプリについて知りたい方
hololive rakuとは?いつから使われる?ホロライブ新配信アプリの機能を解説
タレントの見た目がどう変わるのか知りたい方
ホロライブ「ビジュアルアップデート」とは?何が変わる?対象者や実施時期を解説
EN・ID・DEV_ISの統合について知りたい方
ホロライブ統合でEN・ID・DEV_ISはどうなる?ブランド統合で何が変わるか解説
TVアニメ「おでホロ」について知りたい方
【速報】ホロライブ初のTVアニメプロジェクト始動!「おでホロ」公式Xも開設
発表内容が多いからこそ、「hololive Next」全体を見たあと、気になる項目だけ個別に確認すると理解しやすいでしょう。
まとめ
2026年9月7日の「hololive Next 2026.9.7」では、ホロライブ10周年へ向けた大規模なリニューアルが発表されました。
大きなポイントは、
新ロゴ、ブランド統合、ビジュアルアップデート、hololive raku、TVアニメ「おでホロ」、新ユニット「アソビ★まわり隊!」です。
特に今回の発表は、「今までのホロライブを変えてしまう」というより、これまで積み上げたものを残しながら、世界展開や新技術に合わせて次の形へ進化させるという内容に見えます。
そして、これはまだスタート地点です。
hololive rakuは9月下旬から導入予定。
「おでホロ」は9月23日に情報解禁特番を予定。
「アソビ★まわり隊!」も9月中に続報が予定されています。
さらにビジュアルアップデートは数年かけて進められるため、今回発表された変化は2026年9月だけで終わるものではありません。
2027年の10周年まで、そして10周年を越えた先へ何を積み上げていくのか。
今回の「hololive Next」は、その長いカウントダウンの最初の一歩になったと言えそうです。
よくある質問
hololive Nextとは何ですか?
2026年9月7日にスタートした、ホロライブプロダクションの今後に関する最新情報を発表する番組です。
初回では10周年へのカウントダウンとともに、ブランドリニューアルや新コンテンツが多数発表されました。
ホロライブのロゴはいつ変わりますか?
新ロゴは2026年9月7日から公式サイトなどオンライン上で順次切り替えが始まっています。
今後、公式ショップ、イベント、ライブ、グッズなどでも新しいロゴへ移行する予定です。
ホロライブEnglishやID、DEV_ISはなくなりますか?
所属タレントがいなくなるという発表ではありません。
ブランドをひとつの「hololive」へ統合する一方、既存の公式YouTubeやXは維持され、各言語向けの情報発信に利用される予定です。
hololive rakuはいつから始まりますか?
2026年9月下旬から導入予定です。
具体的な開始日や、どのタレントから使い始めるのかについては、現時点では分かっていません。
ホロライブのTVアニメはいつ放送されますか?
現時点では放送開始日は発表されていません。
TVアニメプロジェクトの正式タイトルは「おでホロ」で、2026年9月23日20時からの情報解禁特番でアニメビジュアルを含む詳細が公開される予定です。
執筆:matsu


